2006年から高レベル放射性廃棄物最終処分の問題を追いかけ、2013年にドキュメンタリー映画『The SITE - Japan Specific』を制作しました。上映&ディスカッションイベントで議論を深めていくうちに、最終処分という一つの側面だけでは根本的に問題を捉えきれていないことを痛感。「核燃料サイクル」計画全体を捉えられるような作品を作りたいと思うように。

 その後、 「核燃料サイクル」について学ぶ機会を増やす中、「核燃料サイクル」計画を支える立地地域の方々の“危機感”や“生命”を大切にする姿に突き動かされ、2019年4月、このプロジェクトを立ち上げました。

プロジェクト開始以降、取材を進めるなかで、「核燃料サイクル」計画を強行しようとするがあまりに起きている“しわ寄せ”とそれによる“犠牲"に光を当てたいと思っています。

再処理工場が本格稼働していない今だからこそ、同計画に直結する地域の人々の闘いの歴史、人々が強いられている犠牲を共有し、立ち止まるキッカケを作りたい。

 現在、2025年完成を目指して制作中。

監督/プロデューサー 稲垣美穂子

2000年初頭、国内でNO NUKESムーブメントが広がる中、鎌仲ひとみ監督作『六ヶ所村ラプソディー』を見て、高レベル放射性廃棄物最終処分について見通しがないことを知ったことをキッカケに、2006年より高レベル放射性廃棄物最終処分問題に関する取材を開始。2013年、高レベル放射性廃棄物最終処分に関するドキュメンタリー『The SITE - Japan Specific』(2013/日本/93分)を制作。主に週刊金曜日などで執筆。

プロジェクトスタッフ 西島香織

埼玉県出身。大学時代に青森県六ヶ所村をフィールドに核燃料サイクル問題を研究。卒業後は環境NGOで放射性廃棄物問題やエネルギー問題に関する政策提言活動に係る。出産を機に2019年より双葉郡富岡町に移住し、海と里山と温かい人々に囲まれて暮らしながら、原子力政策や原発事故被害と向き合う。現在、原子力災害考証館furusato事務局、原子力市民委員会第一部会メンバー。

プロジェクトメンバー募集!

取材や制作、広報等にかかわってみたい方は、ぜひお気軽にご連絡ください。